痛い。
苦しい。
窮屈。
一日つけていると、早く外したくなる。
いつしかワイヤーブラを選ばなくなった。
そんな経験はありませんか。
世の中には、ノンワイヤーブラという選択肢があります。
それで快適になれたなら、それもひとつの答えです。
でも私たちは、少しだけ立ち止まりました。

本当に嫌だったのは、ワイヤーそのものだったのでしょうか。



欲しかったのは、ワイヤーがないことだけではありませんでした。
楽であること。
痛くないこと。
締めつけられないこと。
それはもちろん大切です。
でもブラジャーには、もうひとつ役割があります。
バストを支えること。
きれいに整えること。
動いても、安心して身につけていられること。
楽であることと、きちんと支えること。
どちらか一方を選ばなければならないのでしょうか。
私たちは、そうは思いませんでした。
支えることと、心地よさ。
どちらも残したまま、ワイヤーブラをつくり直せないか。
Milkomeda Braは、そこから始まりました。
ワイヤーをなくすのではなく、ワイヤーのまわりから変えました。
Milkomeda Braで最初に見直したのは、ワイヤーそのものではありません。
ワイヤーがどこにあり、どのように身体へ触れ、どこで支えるのか。その前提から、ひとつずつ考え直しました。
特に着目したのが、ブラジャーの前中心です。
一般的なワイヤーブラでは、左右のカップをつなぐ前中心にある程度の幅があります。

その部分が身体に当たり、硬さや圧迫感として感じられることがあります。ただ細くしたのではありません。
支えるために必要な構造を残しながら、身体に触れる部分をできるだけ小さくする。
そのために生まれたのが、Milkomeda Bra独自の特許構造です。

細くも、柔らかくもしていません。
Milkomeda Braに使っているのは、
むしろ太く、硬く、強いワイヤーです。
ワイヤーの痛みを減らそうとすれば、
細く、しなやかな方向へ進むのが一般的です。
しかし私たちは、
そこでワイヤーの力を弱めませんでした。
支える力まで、手放したくなかったからです。
では、なぜそれでも
痛さや違和感を減らせるのでしょうか。
私たちが見直したのは、
ワイヤーの強さではなく、
そのワイヤーが、本当にそのサイズに合っているか。
優しいワイヤーをつくったのではありません。
ワイヤーを、優しく使えるブラをつくったのです。
ブラのサイズが違うのに、ワイヤーは同じでいいのでしょうか。
ブラジャーには、たくさんのサイズがあります。
でも実際のものづくりでは、ひとつのワイヤーを、複数のブラサイズで使うことがあります。
たとえば、カップの大きさも、アンダーも、バストの幅も違うのに、同じワイヤーが使われる。
私たちは、そこに違和感を持ちました。
身体が違えば、必要なカーブも、幅も、支える位置も違うはずです。それなら、ブラのサイズが変わるたびに、ワイヤーも変えるべきではないか。
Milkomeda Braでは、すべてのサイズに、そのサイズ専用のワイヤーを設計しました。
一つのワイヤーを、いくつものサイズに合わせるのではなく。ひとつのブラサイズに、ひとつのワイヤー。

それが、NICELYのマルチワイヤーシステムです。




合っている。だから、違和感が少ない。
Milkomeda Braでは、
ブラサイズごとに専用のワイヤーを設計しました。
ワイヤーのカーブも、幅も、支える位置も、
そのサイズに合わせる。
それによって、これまでブラジャーで感じやすかった
「サイズは正しいはずなのに、なぜか合わない」
という感覚を、ほとんど解消することができました。
さらに、前中心には独自の特許構造を採用。
サイズに合ったワイヤーで、きちんと支える。
身体に触れる部分はできるだけ小さくして、違和感を減らす。
支える力を弱めずに、
合わない感じも、ワイヤーのつらさも減らしていく。
それが、Milkomeda Braです。

もう一度、ワイヤーブラを選べるように。
きっとワイヤーブラが嫌になった理由は、ひとつではありません。
痛かった。 苦しかった。 窮屈だった。
サイズは合っているはずなのに、どこかしっくりこなかった。だから、ワイヤーブラをやめた。
その感覚、選択は、間違いではありません。
でももし、本当に嫌だったのが「ワイヤーそのもの」ではなかったとしたら。
ワイヤーの使い方を変えることで、もう一度選べるブラジャーをつくれるのではないか。
私たちは、そう考えました。
前中心の当たりを小さくする。サイズごとに、そのサイズ専用のワイヤーをつくる。支える力は、弱めない。
楽であることも。きちんと支えることも。
どちらかを諦めるのではなく、どちらも残したかった。