NICELY ナイスリーと読みます。
これでいい、ではなく。これがいい。
NICELYという名前には、
「適切に」「上手に」「心地よく」といった意味があります。
私たちが目指しているのは、
ただ便利な下着でも、ただ楽な下着でもありません。
身につけたときに、
「これでいい」ではなく、
「これがいい」と思えること。
そのために、NICELYは下着を設計しています。
本来、そのために「設計」という仕事がある
NICELYを運営する株式会社コ・ラボは、日々さまざまな下着の設計に携わっています。
その中で、不思議に思うことがありました。
ある会社では正しいとされる設計が、
別の会社では間違いとされる。
それも、見た目だけの話ではありません。
着用感を大きく左右するような、重要な部分でさえ答えが違うことがあります。
では、本当の正解はどこにあるのでしょう。
作る側は、本当に答えを持っているのでしょうか。
価格。
売上。
予算。
在庫。
生産効率。
会社の事情。
もちろん、それらは商品を世の中に届けるために必要です。
けれど、それらの事情によって
着る人にとっての答えまで変えてしまっていいのだろうか。
私たちは、そこに疑問を持ちました。
本来、設計とはそのためにあるはずです。
身体に合わせること。
美しいシルエットをつくること。
心地よく身につけられること。
問題があるなら、避けるのではなく、解決する。
それが設計という仕事だと考えています。
ワイヤーが悪いのでしょうか
ブラジャーのワイヤーが痛い。
その声に対して、
ワイヤーをなくした商品が増えました。
もちろん、それが心地よい人もいます。
それがその人にとって一番良い選択なら、私たちも否定する理由はありません。
けれど、私たちは一つの疑問を持っています。
本当に悪いのは、ワイヤーなのでしょうか。
ワイヤーには、胸を支え、位置を整え、美しいシルエットをつくる役割があります。
痛いから抜く。
それによって別の問題が生まれるのであれば、
それは問題を解決したことにはならないのではないか。
NICELYは、ワイヤーそのものをなくすのではなく、
ワイヤーが心地よく機能する構造をつくることを選びました。
特許技術をもとに構造を見直し、
独自のマルチワイヤーシステムを開発しました。
目指したのは、
支えられているのに、痛くない。
という、ごく当たり前であるはずの答えです。
MとLだけでは、届かない身体がある
今では、カップ付きのインナーを選ぶ人も増えました。
とても便利なものです。
けれど、その多くはMやLといった大まかなサイズでつくられています。
人の身体は、それほど単純ではありません。
細身で胸の大きな人。
体格があって胸の小さな人。
同じ「M」や「L」という言葉だけでは、収まらない身体があります。
売りやすさを考えれば、サイズは少ない方がいい。
在庫も、生産も、管理も簡単になります。
それでも私たちは思います。
人の身体を、商品の都合に合わせなくてもいいはずです。
便利さを捨てる必要もない。
美しいシルエットを諦める必要もない。
着用感を犠牲にする必要もない。
いつか、身体に合わせたモールドカップとワイヤーを備えた、
本当にフィットするカップ付きインナーをつくりたい。
NICELYは、そこまでみています。
作りたいものを、作れる場所でありたい
下着の現場には、
本当に良い商品をつくりたいと願っている人がたくさんいます。
けれど会社の中では、
予算と理想が必ずしも一致するとは限りません。
売上を考えなければならない。
会社を守らなければならない。
自分の仕事や生活も守らなければならない。
それを責めるつもりはありません。
私たちは、その事情を知っています。
だからこそ、
事情によって諦めざるを得なかった答えを、
もう一度考える場所があってもいい。
と思っています。
売りやすいものだけをつくるのではなく、
着る人にとって良いものを考える。
少数だからと、最初から諦めない。
面倒だからと、問題を消してしまわない。
それが遠回りでも、非効率でも、
NICELYは設計することをやめません。
間違っていると気づいたものを、
気づかなかったことにできるほど、私たちは器用ではないのです。
あなたの身体は、誰かが羨む身体かもしれない
以前、NICELYに関わる人たちへ、
「自分のスタイルにコンプレックスがありますか?」
と尋ねたことがあります。
答えは、全員「YES」でした。
もっと胸があれば。
もう少し小さければ。
もっと細ければ。
もっと違う身体だったら。
きっと多くの人が、
今とは違う自分の身体を思い描いたことがあると思います。
けれど、全員が別の身体を望んでいるのなら、
あなたが羨んでいる誰かも、
また別の誰かを羨んでいるのかもしれません。
そしてあなたの身体も、
誰かにとっては憧れのシルエットなのかもしれません。
下着には、身体の見え方を変える力があります。
胸の位置を整え、
ラインをつくり、
洋服を着たときの印象を変える。
それなら、その先も変わるかもしれない。
鏡に映る自分を、少し好きになれること。
今日の自分に、少し自信を持てること。
私たちは、下着がそこまで届く可能性を信じています。
NICELYは、その先をみています。
誰かにとっての「普通」に、
あなたの身体を合わせる必要はありません。
問題があるなら、避けるのではなく解決する。
着用感も。
美しいシルエットも。
便利さも。
どれかを諦めることを、最初から正解にはしない。
たとえ、それを求める人が少なくても。
たとえ最後の一人になっても。
優れた着用感と、美しいシルエットを届けることを諦めない。
「これでいい」ではなく、
「これがいい」。
そう思える一着をつくるために。
NICELYは、これからも設計を続けます。
問題は、避けるためにあるんじゃない。
解決するためにある。
それが、NICELYのものづくりです。
NICELYは株式会社コ・ラボが企画・設計・運営するオリジナル下着ブランドです。
